ディスポーザブル=使い捨て。
100年も前の女性の外出着は洗う事すらままならず、やがて50年も経つと手軽に洗えるような化学繊維が誕生し洋服はさらに家庭で大切にされる事となった。
しかし60年代になると男女平等、輝ける消費生活に世界は沸き上がる。家庭に押し込まれ家事育児で人生が飽和した女たちは社会に出て、大きなバッグに夢を詰め込み自由を闊歩する事となる。そこで誕生したのが使い捨ての可能なペーパードレス。
私達は欲しいものを好きなときに捨てる事が出来る。もうそんな時代となりました。
キャンベルスープ缶のペーパードレスは美術館所蔵品
メタリック&ジオメトリックなテキスタイルのドレスたち。EVAで生まれた新しいドレスは60年代のペーパードレスを日常に着用できるよう、その特徴である手軽さをコットン100%で復活させました。もちろんディスポーザブルではございません
旅に出かけるあなたやオーバーナイトな週末にどうぞ。