WAY BANDY (1941-1986)
私達が目にしているファッションには沢山の人々が関わっている
Bandyは全盛期80年代命を落としたメイクアップアーティスト。
幼い顔立ちのモデルが彼の仕掛ける魔法にかかり、変貌していく
こうして女が激しく嫉妬するファムファタールが世に誕生する。
私達はファッションやビューティーに熱狂し、自分とどうやって
折合いをつけるか甘美な欲望に煩悶するのである。
スカートや口紅をつければ、すぐ女になるわけではない。
本質まで揺さぶられる強い欲求が私達の生きるエナジーなのだ
今日はシャネルのバッグでないと、今日はハイヒールでないと
生きていけない。そんなささやかな我が儘が「私は生きている」
と思えることは、女の罪ではない。
スカートや口紅をつければ、すぐ女になるわけではない。
本質まで揺さぶられる強い欲求が私達の生きるエナジーなのだ
今日はシャネルのバッグでないと、今日はハイヒールでないと
生きていけない。そんなささやかな我が儘が「私は生きている」
と思えることは、女の罪ではない。
生きることがすべてである